縄を使った遊びが大好きになる!!「はじめての縄遊び」

年少さん、初めての縄を使った運動遊び
あなただったら何をしますか?

にこりん先生
私が先生になりたての頃は、「前回し跳び」と言っていました。

げんき先生
僕も、「縄をマントにしてエイッ!」「前に回したらピョン!」「上手だね〜!」と前回し跳びを教えて、何とか意欲を保たせるように必死に指導していたなぁ。
にこりん先生
でも、今は違います。それは、その時に笑っている子どもが少ないことに気付いたからです。これでは、跳べる子どもしか楽しくないだろうな…まずは縄を使った遊びが「楽しい!大好き!」って感じられるような導入をしなければ!と思いました。
今回は、初めての子どもでも楽しく取り組める縄遊びを紹介します!
園はもちろん、家庭でも親子で楽しく遊ぶヒントになれば嬉しいです!

準備するもの

  1. 短縄・・・1人1本

↓おすすめの縄跳び


にこりん先生
この縄跳びは「柄」がないので、投げたり、回したり、踏んだり、置いたり…と色んな遊びに使えてとってもおススメです!色を使った展開もできますしね!
↓年中児(5歳児、身長110㎝)がこの縄の両端を持った時の長さ
他の縄跳びでももちろんOKです!
ただし、柄が硬くないもの(プラスチック製など)が安全ですね。

展開方法とポイント

①お殿様(頭に乗せる)

にこりん先生
今日は縄跳びを使って遊ぶよ!こうやって頭に乗せると…チョンマゲお殿様のお通り~!手で押さえずに、落とさないで歩けるかな?
あそぼうや
ぼく、走ってもできるよ~!
うーちゃん
わたしは、立ったり座ったりもできたぴょん!
にこりん先生
【ポイント①】
縄跳びは結んである状態でも、ほどいた状態でも、どちらでもOK!どっちも試してみてね。ほどいた状態だと、髪の毛の長い「お姫様」かな!?
タロウ
・・・(いや、髪の長いお化けだワン)

②べびさん登場(走る)

にこりん先生
みんな~、ほどいた縄がへびさんに変身したよ!ニョロニョロ走ろう~!
うーちゃん
ビュ~ン!!わたしのへびさん、はやいでしょ~!
縄を持って走るだけの「へびさん」。
単純だけど、子どもは楽しそうに走り回ります。
にこりん先生
【ポイント②】
先生が「へびさん、つかまえるよ~!」と追いかけたり、時には縄を足で踏んで取ったりすると、ゲーム感覚でもっと盛り上がりますよ!鬼遊びにも発展できますね!縄をおしりに挟めば「ねずみ」にもなりますね(笑)
あそべえ博士
始めからこまごました説明が必要な遊びをするのではなく、最初の方に、こうやって思いきり走ることができるような、短い説明でパッと始めることができる遊びを入れると盛り上がりやすいぞ。「へび」や「ねずみ」などというイメージを取り入れているところも良いな!

③へびさんキャッチ(投げる・捕る)

にこりん先生
次は、「空飛ぶへびさん」!まずは、へびさんをこうやって小さく「くしゃくしゃボール」にします。そしたら、お空に向かって、それーっ!と投げたら、地面に落ちる前にキャッチ!落ちるとへびさん痛いから、しっかりキャッチしてあげてね!
↓くしゃくしゃっと丸めて・・・
↓お空に「エイッ!」
あそぼうや
あ~、落ちちゃったよ~
にこりん先生
大丈夫!最初は高く投げなくてもいいよ!へびさん、たくさんお空を飛んで楽しそうだなぁ!
高く投げるほど、落ちてきた時に縄が広がり、へびっぽくなります。
また、キャッチの時に縄が手に引っかかるので、ボールキャッチが苦手な子でも、容易に「捕れた!」という成功体験ができます。
時々、持ち手の部分が頭や顔に当たることはありますが、ケガにつながるほどではありません。
にこりん先生
【ポイント③】
イス、鉄棒、マット、ステージの上など、何か的に向かって投げても面白いよ!木の枝にかかった時はとても盛り上がりましたよ(笑)

④おうち(丸く置く)

にこりん先生
では、縄を地面に置いて、こうやって「おうち」をつくりましょう!丸や三角、どんな形ができたかな~?
うーちゃん
かわいいハートのおうちができたぴょん!
にこりん先生
そしたら、お友達のおうちに入らせてもらうよ!せーの、お引っ越し~!
うーちゃん
わたしは、あそぼうやくんのおうちに入った~!
にこりん先生
誰のおうちでもいいから、急いで入ってね!そうしないとドロボウさんが来ちゃうよ~!じゃあ、今度はケンケンでお引っ越しできるかな!?
にこりん先生
【ポイント④】
「おうちの中は1人」と特に人数を決めなくても、だいたい1つのおうちに1人ずつ入りますよ。1つのおうちに2人、3人入っていても、それはそれで面白いですしね(笑)
あそべえ博士
おうちとおうちの間隔が狭いな~と感じる時は、「お引っ越し~」と言った後に先生も一緒に参加して、調整したいおうちの中に入るんじゃ。そして、次の「お引っ越し」の時に、さりげなく入っていたおうちを持って移動して、間隔を広げるように調整していく。これを繰り返していくと、ゲームを進めながらもいい感じのおうちの間隔に調整していけるぞ!

⑤綱渡り(真っすぐ置く)

にこりん先生
今度は、縄を真っすぐ地面に置いて、その上を落ちないように歩いてみよう!向こうまで渡れたら戻ってきてね~。何回渡れるかな~!?
あそぼうや
せんせ~、後ろ向きでも歩けたよ!
にこりん先生
お友達とつなげると、もっと長くなるよ!渡れるかな~!?

⑥ジャンピング(真っすぐに置く)

にこりん先生
次は、縄を踏まないように、ジャンプ・ジャンプで進むよ!
うーちゃん
わたし、足をクロスにしたり、ケンケンしたり、回転したりもできるよ!ジャンプは得意だぴょん!
タロウ
さすがうーちゃん!ぼくは、ワンワン歩きは得意なんだけどなぁ
にこりん先生
タロウくんの方法も面白いね!!じゃあ次は、ジャンプのリズムに合わせて、手をたたきながらできるかな?できた子は、手の動きを頭タッチ、肩タッチにしてみよう!
うーちゃん
音楽に合わせてやっても楽しそうだぴょん!
にこりん先生
【ポイント⑤】
「ジャンプしながら上半身は別の動きをする」という動きは、前回し跳びなどにも必要となる基本的な運動です。いくつか先生主導でジャンプの方法を紹介した後に、「他にどんな跳び方ができるかな~?」と子どもたちに問いかけてみるのもいいですね!先生が想像もしない跳び方を考える子もいますよ!

⑦ヘリコプター(回す)

にこりん先生
次は、縄を半分にして持ち手の所を片手で持ちます。それを頭の上で回すとヘリコプター!出来たら反対の手で回すのにもチャレンジしてみましょう!
あそぼうや
ぼくはジェットヘリだよ!だって走りながら回せるからね!
にこりん先生
体の横で回せば、ジャンボ機みたいに飛べるかな!?
にこりん先生
【ポイント⑥】
半分折りの長さで回すのが難しければ、そこからさらに半分にした長さ(4分の1)で持つと回しやすいですよ!頭の上や体の横よりも、「体の前」の方が回しやすい子もいるかな!?「先生、暑いから、みんなの扇風機で涼しくして~!」なんて言ったりしながら、楽しくたくさん回したくなるような工夫を考えてみてね!自然と縄を回す感覚が身についてきますよ。

⑧またぎ越し(前回し跳びの導入)

にこりん先生
半分にした縄の両端を、両手で持ってね。そのまま、まずは片足をまたいでよいしょ、もう片方の足もよいしょ。両足ともまたげたら、後ろからぐるっと回して前に持ってこれるかな?
うーちゃん
これって前回し跳びと同じだぴょん!
にこりん先生
そうそう!でも、ジャンプしなくてもいいんだよ。1回できたら、また回して片足ずつまたぐ。それを何度も歩きながらやってみてね!
あそぼうや
これならかんたん!右、左、回す。右、左、回す・・・にこりん先生、1本縄でやってみてもいい!?
タロウ
・・・(あれ、あの子新しい技を考えてる)
まずは「縄を使って遊んだ時に、笑顔がいっぱい」だったという経験が大切です。
「縄って楽しい!」と感じた子どもたち。
この日の自由遊びの時間には、自分たちで縄を持って外に行くこと間違いなし!

あそべえ博士

あそべえ博士のワンポイントアドバイス!

  • 縄跳びは、跳ぶだけではなく、アイディア次第で色々なものに変身できるんじゃ。始めの導入では、できないことをつくらないことが重要じゃな。イメージをうまく取り入れながら、遊びながら自然と運動の要素も取り入れる工夫ができるとよいな。
  • 「へびさん登場」でわしが紹介した遊びは、ただ持って走るというシンプルな運動じゃが、余計な説明はいらないシンプルな運動だからこそ、とても盛り上がるんじゃ。先生が長縄を持って「大きいへび~!」と言いながら追いかけたり、逆に追いかけられたり。これだけで15分は遊べるぞ!ちょいと先生はハードじゃがな(笑)
  • 丸く置いて「おうち」をつくる時、2人組で2本の縄を合わせて土俵をつくって「おすもう」をすることも面白いぞ!
  • 短縄は「回して跳ぶ」という運動の他に、色んな運動遊びに使える万能な道具。どんな運動遊びの時間にも、「ぼうしと短縄」は必ず持ってこさせておったものじゃ。それくらい色んな可能性にあふれる短縄は、わしの「運動遊び7つ道具」の1つじゃ。…え、他に何があるかって?それは、、、これからおいおい紹介していこうかのぉ。
あそべえ博士
みんな元気にあそべ~!
 
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