盛り上がりマックス!!何度もチャレンジできる「チーム対抗どんどんしっぽとり」

年長さん以上におススメ!チームで協力してしっぽの数を増やす「チーム対応どんどんしっぽとり」

げんき先生
仲間からの応援や声かけが自然と出て、盛り上がること間違いなし!
個別のしっぽとりだとなかなか勝つ経験ができない子も、チーム戦だと勝つ経験ができることもあります。
また、チーム対抗だからこそ、仲間から応援してもらう経験もできます。
色んなバリエーションができて、人数が多くても対応できますよ!

準備するもの

  1. 短縄・・・人数分以上

手作りしっぽを使うのもおススメです!

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展開方法とポイント

① 場の設定とチーム分け

ゲームの前に、結んだ状態の短縄(しっぽ)を1チーム当たり3~5本くらいまとめて置いておきましょう(フープを置いてその中にしっぽを入れるようにすると、場所がより明確になります)。

円状に置いた縄の内側で、各チームの代表1人が出てきてしっぽとりをすることになります。

げんき先生
【ポイント①】
活動場所の広さと人数を考えてチーム数を決めると良いです!チーム数が多いと、しっぽの取り合いの頻度が多くなって交代の回数が増えます。また、1人当たりのスペースが狭くなるので素早い動きが出やすくなります。一方で、子ども同士がぶつかる可能性も高くなります。チーム数が少ないと、走り回る動きが出やすいですが、取り合いの頻度が少なくなるので交代するまでに時間がかかることもあります。
げんき先生
今からするしっぽとりは、チーム対抗戦です!
あそぼうや
チームでしっぽとり!?
げんき先生
そうだよ!では、今から3人組をつくって、縄(しっぽ)が置いてあるところに座りましょう。どこでもいいよ!
げんき先生
【ポイント②】
1チームの人数は3人がベストです!2人でも4人でもできるけど、2人だと活動量は多くなるけど何か盛り上がりに欠ける、4人だと待ち時間が多くなるかな。参加人数が多い時は、例えば6人組にして1度に2人ずつ手をつないで出るようにする方法もいいね!

② チーム対抗しっぽとりの展開

げんき先生
では、チームで1~3番までの順番を決めてね!
あそぼうや
ぼくが1ばん!
うーちゃん
わたしが2ばん!
タロウ
ぼくは3ワン!
げんき先生
それでは、まず1番の人だけ立って、しっぽをつけましょう!他の人は座って応援していてね!
あそぼうや
よ~し、がんばるぞ!
げんき先生
1番の人は、真ん中に出てきてください!他の人のしっぽを取ったらチームのところに持って帰って、取ったしっぽと自分がつけているしっぽを置いて、次のお友達と交代だよ!しっぽを取られちゃった時もチームのところに帰って、次のお友達と交代してね!
げんき先生
【ポイント③】
実際に動きを見せながら、しっぽを取った時と取られた時の動きを分かりやすく説明しましょう。

あそぼうや
これなら、ぼくが何回も取れば、うーちゃんが取られても負けないな!
うーちゃん
も~っ!わたしだって逃げ足は速いんだから!
げんき先生
それでは、いくよ!よ~い、スタート!

あそべえ博士

あそべえ博士のワンポイントアドバイス!

  • チーム内の順番を理解するために、始めに中央に沢山のしっぽを置き、それをリレー形式で一人ずつ順に取り集めるゲームにすると、順番の理解ができて、その後のしっぽ取りにもスムーズに展開できるんじゃ。
  • 盛り上がってくると待機している子どもが立ってしまうことがあるぞ。そうなると誰がやっているのか分かりにくいので、座ることは徹底させた方が良いかもしれんな。
  • 1つのチームのしっぽが無くなってしまったら、そこで1回戦終了として、しっぽの数を数えて結果発表。そしてまた2回戦・・・と進めていけば、どんどん動くことができるな!
  • 取られてばかりの子どもには、先生がそっと後ろを向いている相手の場所に誘導したりする援助も良さそうじゃな。
  • 逃げてばかりでなかなか交代が進まないチームがあるなら、先生が「全員交代!」の合図をかけて交代させる方法も良いぞ!「逃げているとしっぽは取られないけれど、しっぽを取りに行かないとチームは勝てない」ことを、子どもの姿から全体に広めたり、問いかけて考えさせたりすると、しだいに逃げるよりも積極的に取り合う姿が多くなるんじゃ。交代が全く進まないようじゃったら、そもそもしっぽとりをする範囲が広すぎるのかもしれん。動ける範囲を狭くすると、よりしっぽの取り合いがしやすくなって交代も進むぞ。
  • 保育室や狭い場所でする時は、動きをジャンプやケンケン、模倣運動にするとスピードの加減ができるんじゃ。この前は両足にボールを挟んで動きをジャンプにして、ボールが落ちた時も味方と交代のルールにしたら、しっぽとボールの両方を気にしながらする動きで、活動量と面白さが増していたんじゃ。これは年長以上、特に小学生にはおススメだぞ。
  • 下の図のように、しっぽとりをできる範囲を線で囲って分かりやすくするのも良いな。

あそべえ博士
みんな元気にあそべ~!
 
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