投げる、捕る、よける!
様々な動きを2人組で楽しく経験できるゲームです。

親子なら、未就園児さんから楽しむことができますよ!
みんなが知っている「おちたおちた、何がおちた」とボールを組み合わせた遊びです!
準備するもの
- ボール3色(赤、青、黄)・・・2人組に3個(各色1個)
新聞紙にカラーの布ガムテープを巻いたもので簡単に用意できますよ!作り方は以下の『ボール並び競争』を参考してください。
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A4用紙でも作れますよ!

バドミントンのシャトルの先に色を塗って、赤・黄・青のシャトルを作っても面白いかもしれんの~。まだこれは研究段階じゃが、色をつけたシャトルは色々な遊びに使えそうじゃぞ!
展開方法とポイント
①ボールの色ごとの動きを覚える

2人の前に3個のボールがあるかな?まずは赤色ボールを使ってキャッチボールをしてみましょう!

せんせー、タロウくんが強く投げるからとれないぴょん~!

これは、2人で落とさずにできるのがいいんだよ。投げる時は、フワ~っと上に投げるようにしてみよう!2人ともキャッチできたら大成功だよ!

は~いだワン!

キャッチすることが難しい年齢では、ボールを投げるのではなく、転がしてやってもよいな!未就園児の親子遊びでも楽しくできたぞ!
投げる方を交代しながら、赤色ボールはキャッチすることを遊びながら覚えます。

上手にできるようになったから、次は黄色ボールを使います。黄色の時はボールをパーの手で打つんだよ。バレーボール選手みたいだね!

できたぴょん!

最後は青色ボール!青色が飛んできた時はよけるんだよ!

これはかんたんだぴょん!

【ポイント①】
始めは対面で2m程の距離でやってみて、慣れてきたら距離を離していくといいです。この運動だけでも子どもたちは楽しみながらできます。途中でペアを交代するといろいろな子どもとのコミュニケーションも取れますよ!
始めは対面で2m程の距離でやってみて、慣れてきたら距離を離していくといいです。この運動だけでも子どもたちは楽しみながらできます。途中でペアを交代するといろいろな子どもとのコミュニケーションも取れますよ!
②ボールの色をモノに例える

次は、ボールをモノに変身させるよ!投げる人は、先生がリンゴと言ったら赤色ボールを投げてね。レモンと言ったら黄色ボール。おばけと言ったら青色ボールを投げるんだよ!

リンゴ!・・・キャーッチ!

赤色ボールを、エイッ!

キャーッチだワン!

レモン!・・・すっぱーい、たたいて!

黄色ボールを、エイッ!

パチン!たたくんだワン!

おばけ!・・・ドロン、よけて!

青色ボールを、エイッ!

ひらり!よけるんだワン!

【ポイント②】
先生が子どもの動きに合わせて「キャーッチ!」、「すっぱーい!」、「ドロン!」などと声をかけてあげましょう。子どもたちが慣れてきたら「次は、みんなも言いながらやってみてね」と言うと、子どもたちも動作するときに掛け声をかけながら楽しく動くことができますよ。
先生が子どもの動きに合わせて「キャーッチ!」、「すっぱーい!」、「ドロン!」などと声をかけてあげましょう。子どもたちが慣れてきたら「次は、みんなも言いながらやってみてね」と言うと、子どもたちも動作するときに掛け声をかけながら楽しく動くことができますよ。
③おちたおちた何がおちたの掛け声を加える

次は、先生が「おーちたおちた」と言ったら、みんなは「なーにがおちた?」って先生に聞いてね!

おーちたおちた!

なーにがおちた!

レモン!

黄色ボールをエイッ!

すっぱーい!パチン!
みんなで掛け声をかけると、一体感が出て面白さが倍増します。

【ポイント③】
1回終わるごとに「おーちたおちた」「なーにがおちた」の掛け合いをしていると、間延びしたり時間を取られて運動量が減る場合は、最初だけ「おちたおちた・・・」の掛け合いをして、その後は連続で指示すると良いですよ!
1回終わるごとに「おーちたおちた」「なーにがおちた」の掛け合いをしていると、間延びしたり時間を取られて運動量が減る場合は、最初だけ「おちたおちた・・・」の掛け合いをして、その後は連続で指示すると良いですよ!

「おーちたおちた、なーにがおちた」の掛け合いをしている時に、そのリズムに合わせて何か運動を入れることもできるぞ。例えば、その場でジャンプしたり、ケンケンパしたり。色々とアレンジしてみるんじゃ!
年長くらいになると、2人組で子ども同士で楽しむことができます。
投げられたボールをキャッチしたり、手で打ったりすることが難しい場合は、転がしてやってみましょう!
投げられたボールをキャッチしたり、手で打ったりすることが難しい場合は、転がしてやってみましょう!

あそべえ博士のワンポイントアドバイス!
- この遊びは、ボールを受ける側の動きだけはなく、投げる側の「先生が言った言葉を聞いてすぐに投げる」という反応とコントロールを高めるねらいもあるんじゃ。
- 親子でするなら年少からでも出来るんじゃ。未就園児でやったこともあるぞ。親が投げる強さなどを加減できるからの~。親子遊びや保育参観でやってみるのも、盛り上がること間違いなしじゃな!
- 小学生では、ボールの数を増やして、「蹴る」、「ヘディング」など動きを入れて難易度を上げたり、距離を変えたりと色々アレンジしてみてくれ。何か発見があれば博士まで連絡してくるようにじゃ。

みんな元気にあそべ~!