バトンも線も必要ない「はじめてのリレーあそび」

にこりん先生にこりん先生
リレーって、広い園庭でトラックの線を描いてしないとできない、そんなふうに思っていませんか?
げんき先生げんき先生
トラックがなくても出来るんですか?いつも子どもがリレーをしたいって言ったら、準備が大変だなって思いながら線を描いたりして、それだけで時間がかかってしまうんです。
にこりん先生にこりん先生
やっぱり・・・。実は、そんな準備は不要の、フラットマーカーだけがあれば出来るリレーがあるんです。幼児に初めてリレーを教える時や、小学生では短時間で多様な動きや運動量を取りたい時に、おススメのリレー遊びを紹介しますね。

準備するもの

フラットマーカー(人数の半数)

展開方法とポイント

①マーカーを置いた周りを動こう

人数の半数のマーカーを、円形に間をあけて置きます。

にこりん先生にこりん先生
今、先生がおいているマーカーは、どんな形になっていますか?
タロウタロウ
丸いかたちなんだワン!
にこりん先生にこりん先生
正解!そしたら先生と一緒に、このマーカーの周りを歩いてみるよ。ついてきてね!
うーちゃんうーちゃん
は~い!
にこりん先生にこりん先生
いま歩いている道は、マーカーの外だよ。ここは中なので通れません!歩いたら、つぎはジャンプをしながら進もう!!
うーちゃんうーちゃん
ピョンピョン、私はジャンプが大好きなんだピョン!
にこりん先生にこりん先生
次はクマさん歩きで進むよ!
にこりん先生にこりん先生
次はワニさんで進んでみましょう!
にこりん先生にこりん先生
【ポイント①】
まずは先生と一緒に、マーカーの周りを歩いたり模倣運動をしながら、円の外側を一方向に進むことを理解させます。特に、円形に配置したマーカーの中側は通れないこと、中がどこなのかを分かりやすく伝えてあげると、その後のリレーが安全にできることにも繋がります。

②イス取りゲームみたいにしてウォーミングアップ

にこりん先生にこりん先生
どんどん、マーカーの周りを歩いてね・・・ストップ!!マーカーの上にのって~!!
タロウタロウ
のれたんだワン!
うーちゃんうーちゃん
わたしは、遅かったから空いているマーカーがないんだピョン!
にこりん先生にこりん先生
うーちゃん残念!マーカーにのれたお友達はチャンピオン!!
タロウタロウ
やったー、ぼくの勝ちなんだワン!
うーちゃんうーちゃん
これってイスとりゲームみたいで、ドキドキだピョン!
にこりん先生にこりん先生
【ポイント②】
イス取りゲームのようにすると、子どもは楽しく動けるので、数回してみましょう。その後に、1人で乗るだけでなく「1つのマーカーの上に、2人で乗ってみよう」と、乗る人数を2~3人にする遊びに変えると、落ちないように片足だけで乗ったり、肩を組んで支え合ったりする動きにもなります。子ども同士でコミュニケーションが取れる、バランス感覚にも繋がる遊びにもなりますよ。
あそべえ博士あそべえ博士
このように、「円の外側を一方向に進む」というリレーの基本を、色々なバリエーションを通して、子どもたちが自然と覚えられるようにするんじゃ。

③2人1組でエンドレスリレーに挑戦!

にこりん先生にこりん先生
そしたら、ぐるぐる走ろう!・・・ストップ!次はマーカーの上に2人で乗ってね!!
タロウタロウ
うーちゃん、一緒にのろう!
にこりん先生にこりん先生
2人で乗れたね。それでは今からリレーをするよ!1人はマーカーに乗ったままで、もう1人はその前に立ってね。
タロウタロウ
僕がマーカーの上に乗るんだワン!
うーちゃんうーちゃん
じゃあ、私はタロウくんの前に立つんだピョン!
にこりん先生にこりん先生
そしたら、前にいる子から走るよ!
うーちゃんうーちゃん
じゃあ、私からだね!それで、どこを走ったらいいのかな?
にこりん先生にこりん先生
さっき動いたマーカーの周りを1周してね。戻ってきたら、タロウくんにタッチして交代!タロウ君がスタートするんだよ。終わったうーちゃんはマーカーの上で応援してあげてね。
うーちゃんうーちゃん
タロウくん、頑張ろうね!
にこりん先生にこりん先生
そしたらリレーを始めるよ!よ~い、ドン!!
にこりん先生にこりん先生
【ポイント③】
2人が一緒のチームとなり、1人目が走った後にタッチで交代をして、2人目が走る流れを理解させましょう。2人目が走り終わった後に、もう一度1人目の子が走り、エンドレスですると、走る回数が増えて、交代や回り方も上手になります。
にこりん先生にこりん先生
タロウくんチーム、早いね~!もう10周してるよ!どんどん抜かしてもいいよ~、頑張れ~!

④全チームでリレーをしよう

にこりん先生にこりん先生
みんな、じょうずに走れたね。次は他のチームと競争にするよ!なので、今度は2人が走り終わったら、座って「おわった~」と言ってね。
うーちゃんうーちゃん
タロウくん、1位目指してがんばろうね!
にこりん先生にこりん先生
【ポイント④】
ペアを変えて色んな人と一緒にリレーを楽しみましょう。勝ったチームを褒めるだけでなく、応援を頑張っていた子、「おわった~!」の声がそろっていたチーム、最後まで走り切ったチームなど、子どもの姿をたくさん褒めてあげてください。

あそべえ博士あそべえ博士
あそべえ博士のワンポイントアドバイス!
  • 各チームは、スタート位置がそれぞれのマーカーになるので、いたるところで追い抜く局面があるんじゃ。なので、周りに危険な物があれば避けておくんじゃ。狭い場所でするなら、走るのではなくスピードを制限できる動きに変えれば、安全に行うことも可能なんじゃ。
  • スタート位置が違うから、リレー中はどのチームが1位なのか分かりにくいんじゃ。だからこそ、終わった時には大きな声で「おわった~!」と言わせると、声も出せて盛り上がるぞ。
  • スタート位置が違うと、足が遅い子が目立ちにくいので、苦手意識のある子でも楽しく意欲をもって出来るんじゃ。
  • 幼児が初めてする時は、2人組でするのがルールも理解しやすくておススメじゃ。奇数の場合は1人余るので、先生が一緒にするか、3人組にして先生が近くで交代のサポートをしてやってもよいのう。
  • この方法なら、トラック線を描かなくてもいいし、待機者の周りを走るので、目印にもなって分かりやすいんじゃ。
あそべえ博士あそべえ博士
みんな元気にあそべ~!

↑まだ0いいね!です。良い記事でしたら最初の「いいね!」をお願いします。