運動会の定番「リレー」
やだな~…走るの苦手だもん
大丈夫!どの子も「抜かせた!」という経験ができて、最後まで結果が分からないからみんなが集中するリレーの方法を紹介するよ!
準備するもの
- バトン・・・チームに1本
- アンカーの目印(帽子やビブス)・・・チームに1つ
展開方法とポイント
① まずは普通のリレー
1回目はルールを確認するために、普通の方法でリレーをしましょう。
今からリレーをするから、チームを分けるよ!赤、白、青・・・
ぼくは赤チーム!
ぼくは白チームだワン!
わたしは青チームぴょん!
チームを分けたら、アンカーにビブスなどの目印をつけさせます。
では、1回やってみるよ!よ~い、ドン!!
やった~!赤チームが1番になったぞ~!!
② ワープリレー
1回目の普通のリレーが終わったらワープコースの線を描きます。
ワープする場所に三角コーンを置いておくと、ワープコースがより明確になります。
【ポイント①】
ワープコースは1回目の普通のリレーが終わった時に、何も言わずに描き始めましょう!子どもたちは「何が始まるのかな?」とワクワクした表情になり、自然と集中しますよ!
ワープコースは1回目の普通のリレーが終わった時に、何も言わずに描き始めましょう!子どもたちは「何が始まるのかな?」とワクワクした表情になり、自然と集中しますよ!
次のリレーはワープリレーです!
ワープって??
コースの途中に近道があるよ!その道を通ることをワープっていうんだ!先生がワープできる道を走ってみるから見ててね!
【ポイント②】
始めにワープコースはどこなのか、先生が一度見本を見せておくと子どもたちに伝わりやすいよ!
始めにワープコースはどこなのか、先生が一度見本を見せておくと子どもたちに伝わりやすいよ!
ワープできたら、とっても速く行けるんだね!
そうだよ!では今からチームで3人だけワープできる人を決めます!先生がさわった人がワープできる人だよ!
ワープする子の走る順番が他のチームのワープする子の順番となるべく重ならないように決めていくと、逆転現象が起こる機会が増えて面白くなるんじゃ。
準備はいいかな!よ~い、ドン!!
がんばるぞ~!
ぜったい勝つワン!ナンバーワン!
わたし跳ぶのは得意だけど、走るのはちょっと苦手だぴょん…でも、ワープだから抜かせそうかな
逆転現象が起こるので、最後まで結果が分かりません。
子どもたちからの応援の声も自然と多くなります。
子どもたちからの応援の声も自然と多くなります。
白チームの勝ち~!
やったぜワ~ン!ぼくのチームはアンカーがワープだったから、最後に逆転できたんだワン!
③ ワープする人を子どもたちで決めてリレー
次は自分たちだけでワープする人を決めてみよう!そうそう、決めたら他のチームには内緒だよ。こそっと先生だけに教えてね!
じゃあ、みんなで作戦も考えるワン!
走る順番も変えていいからね~!
子どもたちが集まって話し合いを始めます。
他のチームに聞こえないように、自然と小さく集まります。
他のチームに聞こえないように、自然と小さく集まります。
子どもたちだけで走る順番やワープする人を決めさせると、個々の考えが色々な声となって聞こえてくるぞ。こういう時に子ども同士の繋がりや性格が見えてくるんじゃ!先生はしっかりと見守っておくとよいぞ。
さあ、次はどこのチームが1番になれるかな?よ~い、ドン!
あそべえ博士のワンポイントアドバイス!
- ②のワープリレーの時に、最初は誰がワープする人なのか他のチームにも分かるようにしておくと、次の走者で抜かせるかもしれない!と期待が持てたり、チームの駆け引きが出てきたりするぞ!その場合、ワープする子どもに小さい物(ボール、マーカーコーンなど)を持たせたり、違う色のビブスや帽子にさせたりすると分かりやすくなるんじゃ。
- ワープは全員が1度は経験できるようにするんじゃぞ。ワープする子どもを交代させる時に、「今のリレーでワープしてた人は、自分のチームのまだワープをやってない子にビブスを渡してあげてね」などと指示するとよいじゃろう。
- チーム間で人数がそろわない時は、先頭の子どもがアンカーで2回走るといいぞ。その場合、その子はワープ者にならない方が分かりやすいぞ。先生が走っても盛り上がるんじゃ!
みんな元気にあそべ~!